
8月24日、東京の京橋プラザ区民館で「IGASのおさらい」と題し開催しました。小森コーポレーションの吉川武志氏、富士ゼロックスの宮田健司氏およびモデレーターのDIG JAPANの有賀誠氏が7月に東京ビッグサイトで開催されたIGASに関し、おもにデジタルデータの流れの今後を話しました。
まずは、スマートファクトリー実現のための、工程見える化ソリューションや工程管理ワークフローとも呼べる、小森コーポレーションのKP-Connect Proや富士ゼロックスのProduction Cockpitなどから話題が始まり、JDF/JMFの歴史や現在の動向が解説されました。オフセット印刷機でもデジタル印刷機でも、デジタルデータであれば前工程のシステムに関わらず出力できる流れになってきていますが、現実はJDF/JMFの方言がありすぎてなかなかうまくはいかない状況という話もでました。
また、デジタル印刷の流れは進みはするものの、誰でも扱え、品質が均一になるため印刷会社としては差別化が難しくなるという矛盾も発せられました。
最後に、会場から全員一言、IGASの感想を述べていただきました。