12月21日、東京・八丁堀のハイテクセンターで、「クライアント企業の求める印刷会社像」と題し、DIGジャパンの有賀誠氏がこれまでの氏の取り組みから持論を述べました。
有賀氏は、千葉大学画像工学科を卒業したのち、現在の所属企業が6社目ですべてメーカー。印刷会社をメーカー側からサポートしてきた目で、営業形態で印刷会社を分類するところから話しました。日本の印刷会社は1.対象顧客直接担当型、2.下請け型、3.系列会社型、4.Kiosk型、5.印刷通販型、6ブローカー型、と分類でき、ブローカー型の発展形がプリントマネージメント(MPS)と言え、イギリスの総印刷物のうちの7割くらいは、ブローカー(MPS)が扱っているとのことです。
また、北米のWeb to Print導入の印刷会社は56%で日本は4%、MPSは日本では難しいなど、有賀氏の経験から解説があり、質疑応答も活発になりました。
(文責:中村幹)