
7月17日、東京・八丁堀のハイテクセンターで「SATシステム」に関し行いました。講演者は、本システムのコーディネートに携わった、コンサルタントの宮城荘一郎さん。成形と成型違いから、本システムの動向までわかりやすく解説してくれました。
SAT(Screen Advanced Technology)システムとは、従来シルクスクリーンで行っていたインモールド成型のための印刷に関し、LED-UV水なしオフセットとフィルム用枚葉機で、オフセット印刷が得意とするグラフィック的な高精細な絵柄の立体物を作るもの。自動車内装品やゲームコントローラーなどに利用できます。
成型特性を持つ専用のオフセットインキをミノグループが、成型用フィルムの印刷機をリョービMHIグラフィックテクノロジーが、LED-UV技術をパナソニックデバイスSUNXが、水なし平版を東レが担当しています。印刷機、インキ、技術をセットで提案するシステムとして、実運用のために推進しています。
(文責:中村幹)